反省しないヤツを馬鹿と言う

プロボクシングの亀田大毅が自ら起こした自動車の物損事故について「車はぶつけるもの」などと公の場で発言していたことが分かり、所属する協栄ジム金平桂一郎会長は18日、東日本ボクシング協会の理事会で亀田の言動を謝罪した。

「車はぶつけるもの」発言の亀田大毅に厳罰も 会長示唆

 誰かさんじゃないが、「人間だもの」というヤツで、人は誰でもミスを犯す。しかし、それを反省して自らに課題を設け、それを克服して二度と起こさないように心がけることで成長して行く。これが普通の姿だろう。
 まあ、心がけていても同じミスを犯してしまう事があるかもしれない。しかし、それはさらに深く反省して、より厳重に自己を律することで、より強固な人格へと成長して行くはずだ。
 だが、この最初の「ミスに対する反省」が無ければ、人間は何をやっても成長しない。
 亀田二号が、たとえ作ったキャラだとしても、この発言は酷い。言って良い事と悪い事がある。反省する態度をまったく見せないばかりか、開き直ってしまっている。これでは成長する余地はない。周りから反感を買い、迷惑をかけるだけの困った人でしかない。
 亀田一号が、散々に叩かれた挙げ句、きちんと受け入れ、普通のボクサーとして更生したのは立派だと思う。それに比べて亀田二号のこれって……。
 それでも格闘家なので、強ければ許されるという部分はある。ジェラルド・ゴルドーという無法者の格闘家がいたのだが、全くルールを守らない酷いヤツであるにもかかわらず、圧倒的に強いというだけで重用されていた。だが、亀田二号は、残念な事に強くもなく、テクニックもなく、格闘家としての実力を認める者はいない。
 本人が言うように、弁慶の生まれ変わりなのであれば、負けを認めて主人に尽くすというような義侠心を持ってみろ!と言いたくなってしまうよね。

旧ユーゴは民族問題の火薬庫

英独仏などの欧州連合(EU)主要国は18日、セルビアからの独立を宣言したコソボ自治州を承認する意向を表明した。同日のEU外相理事会で対コソボ政策について共同声明を採択したことを受けて加盟国27カ国のうち20カ国以上がコソボ独立を支持。

コソボ独立、EU主要国が承認表明――外相会合で声明採択

ロシアは「国連とセルビアの間に、コソボの地位は一方的に変えられないという合意がある」として、独立宣言を国際法違反と指摘。コソボに住むセルビア人の安全にも「憂慮している」とした。

ロシア「無効」主張 安保理協議物別れ

 これ、EUの言う事は正しい。私もコソボは独立すべきだと思っている。一握りのセルビア人が多数のアルバニア系住民を弾圧するなどという地域は独立させるべきだ。だた、一方でロシアの懸念も分かる。ロシアが政治的にセルビア寄りだというのもあるが、民族紛争がまじめに懸念されるからだ。
 旧ユーゴスラビア共産主義という括りのみで無理矢理まとまり、何とか平穏が保たれていたというのは、共産主義体制が崩壊してからの紛争と国の分裂を見ればわかるとおり。
 で、クロアチア紛争とかコソボ紛争は酷いものだったが、そもそもあのへんの民族間の対立、言語も違い、宗教も違う人達が混ざり合って暮らす事自体に無理があったのだ。
 そこで心配されるのが、ロシアの発言で触れられているコソボ内でのセルビア人に対する待遇である。
 移民を認めるのか、正式に差別的待遇を無くすよう積極的に政策を進めないと、たいへんなことになりかねない。これまでの弾圧の歴史があるため、これを機に不満が噴出するかもしれないからだ。
 これからどうなるのか、それはわからないが、一辺の不安とともに、弾圧され続けていた民族が国家として独立した。
 Good Luck!!

数学と音楽と

 ↓の本を読んだ。知っていることの復習に過ぎなかったのだが、初学者にとってすれば音階と数学の親密な関係と、見事なまでの調和を理解するには最適の本かも知れない。
 「音楽は対数的だ!」とか言うと、引いてしまう人もいるのだが、そういう根本的かつ神秘的な部分を知ると、音楽というジャンルがいかに素晴らしく、調和に満ちているのかが理解できる。
 数学と音楽、そして哲学を同時に好きになれる本だと思う。

音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)

音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 Blog界で有名なSPAM書き込み、「新井泉」コメントがついにうちにも来てくれた!
    http://d.hatena.ne.jp/oono_n/20080129#1201557465
の一番下に「亜紀子」という名前で書き込みがされている。
 かなり面白いので一見の価値あり。