「生む機械」よりも酷い発言

在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)の関係団体が主催する3日の集会を巡り、都側が都立日比谷公園千代田区)の使用承認を取り消したことについて、石原慎太郎知事は2日の会見で「反対する勢力がどういう動きをするか分からず、治安の問題になってくる。そういう懸念で措置を取った」と説明した。
石原知事は「彼らは拉致の手伝いや脱税をして日本の治安のマイナス要因をつくってきた。3000人が限界のところに5000人が集まる。不測の事態を想定せざるを得ないので、できればやめてほしいと申し上げた」と述べた。

朝鮮総連系集会:日比谷問題で石原知事「不測の事態想定した措置」 /東京

 これ、どう考えても、柳沢厚生労働大臣の「生む機械」発言よりも酷いしタチが悪いよね。
 石原都知事は就任以来、数々の問題発言を繰り返してきたが、ここまで差別的で偏見に満ちた発言は無かったのではなかろうか。それくらいに酷い。
 確かに、「犯罪」の問題に関しては、私にも考えるところはあるのだが、ほとんどの人達に関しては全くの「無関係」であり、「濡れ衣」にすぎない。これでは全員が犯罪者であり、「悪の巣窟」のような言い方ではないか。
 ここまで一方的に危険視するというのは、政治家として著しくバランスに欠けた考え方だとしか思えない。
 しかしまぁ、ネットウヨクとか嫌韓厨が喜びそうな発言をしちゃってさぁ。何だろうね。支持率が落ちているから、目立ってみたかったのかな?

イスラエルはナチスと同じだ!

イスラエル軍による占領地ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ナブルスへの侵攻で、同軍兵士がパレスチナ武装勢力の潜伏先を捜索する際、パレスチナ市民を先導役に利用したとの証言が相次いでいる。
「(イスラエル軍の)前を歩いて階段を上り、ドアをノックして開けろと言われた」。旧市街の自宅で2日、7歳の少女、ジハンさんが同軍兵士を近所の住宅に先導した様子を振り返った。

イスラエル:パレスチナ市民を「人間の盾」に 証言相次ぐ

 ナチスは、ユダヤ人などの反抗勢力との戦闘を行う際、ユダヤ人によって構成された部隊を先頭に立たせたという。その話を知った時、悪逆非道だと思った。
 しかし、そのユダヤ人が今度は同じ事をしている。何という酷い話だろうか。
 しかも、イスラエルパレスチナ人の歴史的経緯を考えれば、「胡散臭い」のは明らかにイスラエルのほうだ。
 永遠に続くのではないかと思われる泥沼の中東情勢だが、その中にあって、最低限の人道的行為すら行われなくなっているというのは、とても悲しい。
 パレスチナ人やクルド人に平和が訪れる日は来るのだろうか? 遠い別国の話では済まされなくなってきているようなアジア情勢の中、そんなことをふと考えてしまう。

今週の特撮ヲタ

 そういえば、最近、アニメって見てないなあ……。

 ひな祭りということで女の子大会。せっかく出てきたモロボシ・ダンが完全にコノミ隊員に喰われてしまった。
   作戦名は、"Pride of Girls"!

 ゲキイエローの福井未菜ちゃんが日本拳法をやっているだけあって、ミット打ちのシーンが凄かった。日拳特有の直突き(縦拳)をズババーンと凄いスピードで打ち込んでいた。さすがだ。鍛えられた、しっかりとした足が良いよね。
 ところで、雑巾がけというのは、大腿四等筋を鍛えるのには最適の運動で、実際、練習が終わった後で道場を雑巾がけするのが最も辛かったりするのだが、雑巾に重りを入れてもあまり意味はない。

 今週も名セリフがいっぱい。ウラタロスもモモタロス同様に良いキャラをしている。
   それって、良くないんじゃないかな? (ハナ最強!)
   恐かったんだ。怪物もお姉さんも (^^;;
   お前、ボクに釣られてみる?
   「卑怯だぞ!」 「よく言われるよ」