これが原点だったのかなぁ……

 TVで「未知との遭遇」を見た。ブツ切りの憤懣物だったが、まぁそれは許そう。
 この映画が公開された時、私は中一だった。それまでにも特撮物やアニメはよく見ていたけど、ジャンルとしてのSFというものを意識したのは、この作品がきっかけじゃなかったのかなぁ。
 それから少しずつアシモフとかクラーク、筒井康隆とかを読むようになり、ストルガツキイ兄弟、レム、ディックの作品で、その後の運命が決まったという感じ。
 特にストルガツキイ兄弟の作品との出会いが大きかったと思う。
 だから、正直な話、ボリス・ストルガツキイや、そのお弟子さんにあたる作家達と知り合いになり、いろいろなことを教えてもらっていることが信じられない気分だったりする。