たしかに拒否感は強いだろう

  ナチス連想の「卍」紋章を変更へ−少林寺拳法グループ
 日本で個人的に外国人(主に欧州人)を仏閣に案内すると、必ず「なぜナチスのマークが付いているのだ」と聞かれる。「あれは仏教のシンボルで、ナチスのマークとは方向が違うだろ」と説明するのだが、あの形への拒否感は強いらしい。
 ある時、日本のお土産として卍入りの提灯を買ってあげようとしたら、「我々の、あのシンボルに対する拒否感を理解して欲しい」とまで言われた。
 本来とは違う意味合いで拒否されているので、少林寺拳法には気の毒な話だが、直接ナチスの被害に遭った人々への配慮ということで、変えることは良いことだと思う。