どこまで「萌える」のか

  もえるるぶ東京案内
 かのベストセラー「萌える英単語」のヒットは、ある特定なジャンルに巨大な購買層が存在するということを世間に知らしめる結果となった。
 その結果、なんとJTBから「るるぶ」として「萌える」本が出てしまうのだという。これは凄いことだ。しかも内容が、秋葉、新宿、池袋、中野などの「それ系」の街のガイドになっているというのだから、狙っている読者層にぴったりとはまったものになっている。この点も凄い。今年の出版界を席巻するキーワードは「萌える」になるのかもしれない。