豪腕

  同僚議員にヘッドロック、埼玉・東松山市議を書類送検
 こういう事件の際には、被害が大きめに発表されるものだが、どう考えても物理的な被害が出そうにもないヘッドロックで二週間の怪我というのは、ちょっと常軌を逸していないだろうか。そもそも、「首にヘッドロック」って表現、おかしくないか? ヘッドロックはこめかみのあたりを絞める技だぞ。頸椎にダメージを与える技は「ネックロック」というんだけど……。
 もしヘッドロックで怪我をするとしたら頭蓋骨に異常が出たとか、ヘッドロックでなくてネックロックだったとしたら頸椎に障害が出たというケースしか考えられないのだが、そんな場合には死んでいるか、かなりの重傷ということになる。
 仮に、絞めた際に顔や首筋などに擦り傷を与えてしまったということなら、そんな傷を治すのに二週間もかかるはずもない。
 この二週間という中途半端な長さが、明らかにおかしい。
 こういう場合の警察発表って、まったく信じられないよね。こんな、信じられないような大げさな診断を発表して何の得があるというのだろうか。