ワールドコン、そろそろ考えよう

    Nippon 2007
 いくら来年の八月下旬とはいえ、もう一年を切っているし、複数の方面からプッシュがあるので「ロシアSF企画」で何をやるのか考え始めなければならない。
 世界大会だからといって、気張って欧米人向けに話をするつもりはないし、そのへんは他の関係者とも合意に達している。しかし、大きなお祭りであることは確かなので、ちょっと豪勢に行いたいとは思っている。
 問題は、「何をするか」である。
 日本では、宮風君の「ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅」という非常に良い入門書が出ているので、それを土台にしても構わないのだが、それでは敷居が高い。しかし、同書と内容がかぶるのであれば、わざわざ話す必要も無く、「本を買って読んでね」で済んでしまう。
ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅 (ユーラシア・ブックレット)
 ロシアから詳しい人に来日してもらって話してもらうのが最も良い方法なのだが、今のところ最適な人物として白羽の矢を立てているコワレーニン村上春樹作品の露語訳をやった人)の都合次第で状況は変わってきてしまう。
 英語と日本語が飛び交う企画だけは避けたいと思っているのだが、このままでは英語とロシア語と日本語が飛び交う最悪の事態になってしまいかねない。
 あうううう。ちょっと考えよう。