教育、悪化の一途

   教育再生会議:高校で社会奉仕活動を必修化、明記の方針


高校で社会奉仕活動を必修化するよう明記する方針を固めた。
安倍首相は昨年の総裁選で「公の概念が大切」と大学入学の条件にボランティア体験を義務付ける考えを示し、著書「美しい国へ」で「最初は強制でも、若者に機会を与えることに意味がある」と主張。
 また「美しい国」かよぉ。(- -)凸
 いい加減にワンパなんだよねぇ。
 「機会を与えること」って、いったい何の目的で、何のチャンスを与えられるというのだ? 強制労働の心理的苦痛を味わう経験を与えるというのか?
 昨日の「ゼロトレランス」にも同じことが言えるのだが、「厳罰化」とか「強制」とか、酷く息苦しい方向に舵取りがなされようとしている。安倍は日本の教育制度を破壊しようと考えているとしか思えない。
 こと、教育制度で「実験的に行う」というのは、かなり慎重に行わないと、「ゆとり教育」と同じように被害者を生み出すだけで、他には何の得にもならない。こればかりは「失敗しちゃった、ゴメンね」では済まされないのだ。被害を受けた年代の子供達に責任を取れるのだろうか。
 私は再三、このblogで安倍は危険だと書いているが、自分の考えの危険性に関して無自覚であるという典型的な「御馬鹿さん」であるだけに、余計に始末に負えない。少なくとも、森喜朗元首相などは、自分がバカであることを自覚していた分だけマシに思える。
 本当に、この人ってペラペラで無自覚な知恵足らずなんだね。