才能の流出と消費
自分の出生の謎を知ってしまった主人公が、殺された父親と同じ殺し屋の道を歩んで行くSFアクション映画だ。
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監督は『ナイト・ウォッチ』のロシア人監督ティムール・ベクマンベトフがあたり、撮影は5月から東欧で行われる予定だ。
どこかの国で大きな仕事をするとハリウッドが引き抜く。監督でも俳優でも脚本家でも行われているいつもの手だ。
古くはアルフレッド・ヒッチコック、最近ではレニー・ハーリン、ポール・バーホーベン、ジョン・ウー、ピーター・ジャクソンなどか。
まあ、監督にとっては「出世」なのだろうから喜ばしいところなのだろうが、ハリウッドは平気で人材の「使い捨て」をするので、そのへんが心配なところ。
それにしても『ナイト・ウォッチ』が世界進出への出世作になったというのは、かの国のSFファンとしてはちょっと嬉しいね。