強硬派さん

ロシアのイワノフ第1副首相が5日、北方領土択捉島を視察のため訪問した。
イワノフ氏は08年春に2期目の任期が満了するプーチン大統領の有力後継候補の1人と目されているプーチン政権は実力者であるイワノフ氏の派遣により、北方四島はロシア領であるとの政府の立場に基づき、開発に力を入れる姿勢を明確にした形だ。
北方領土についてイワノフ氏はこれまで「ロシア領土の不可分の一部」などとロシア紙上で発言している。

イワノフ露副首相が北方領土訪問 プーチン大統領の後継候補

 っつーか、産経新聞って、ロシアは最初から「悪の帝国」という前提で報道しているとしか思えない。
 そのために、各記事で齟齬が出ているというか。
 フラトコフ、イワノフ、メドベージェフのうちの誰になるかはロシア国民の総意が決める事だが、憶測と予想で記事を書いて、印象操作しようとしていると思えてしまうのは私だけだろうか。
 私見だが、北にある四つの島に関しては、最初は二島返還で話を進め、その後で残りの二島を共同管理にするとかの解決策を探るという方法もありだと思うのだが、この意見は産経新聞的には鳩派すぎるという批判を受けてしまいそうだな。
 いつまでも自説と建前にこだわって話し合いのテーブルに着こうとしていないのは、日本の側じゃないかと思えてならない。