残念だが笑えない

「太陽は地球の周りを回っている」―。ロシアで国民の約3割がこう信じていることが明らかになり、関係者の間に衝撃が広がっている。有力紙イズベスチヤがこのほど、全ロシア世論調査研究所から入手した調査結果として伝えた。
この結果、天動説を信じている人は28%に上った。ほかに「放射能に汚染された牛乳は煮沸すれば飲んでも安全」との回答が14%、「人類は恐竜時代に既に出現していた」との回答が30%に上った。
また、科学的な知識だけを信じる人は20%しかおらず、あとは魔法を含む何らかの超自然的な力の存在を信じていることも明らかになった。

ロシア国民の3割、天動説信じる 「恐竜時代に人類」も

 これ、笑うのは簡単だけど、足下を見てみると、あんまり人の事って言えないんだよねー。アメリカではキリスト教教育のおかげで「創造説」を信じている人のほうが多いという報道が先日されていたしね。
 日本やイギリスでも「天動説」を信じている小中学生が多いという報道があったと記憶している。(http://d.hatena.ne.jp/oono_n/20040920#p2
 また、ゴールデンタイムに江原啓之という霊感デブとか細木数子という霊感ヤクザババアが出てきて視聴率がとれていたり、水に「ありがとう」と言おうという人がいたり、マイナスイオン電化製品を有り難がっていたり、ゲーム脳などと言い出す馬鹿学者がいたり、血液型で人の性格が判断できると信じている人がたくさん住んでいる国の国民は、決して他の国の事を馬鹿にはできない。
 人の振り見て我が振り直せ!