トントン……ターン!

ロシアで、現職判事を逮捕できるなど大きな権限が付与された「捜査委員会(SK)」が7日、始動した。総責任者には、プーチン大統領の友人が就任。汚職・犯罪大国という汚名を返上しようというのが狙いだが、その強大な権限に「SKはKGB旧ソ連国家保安委員会)の役割を担うだろう」と、警察国家化を警戒する声も上がっている。
SKには、不逮捕特権を持つ上下両院議員や裁判所の判事への捜査、逮捕の権限が与えられた。裁判所の許可なしに弁護士への捜査開始も可能で、SKの権限は司法をも侵食する。事実上、同国最強の司法機関で、大統領周辺に警察権力が集中することになる。

露版FBI創設 強大な権限「捜査委員会」始動

 ……………………………………………………………………………。
 まあねー、ソ連時代、KGBにはいろいろとお世話になったものだよ。「監視」と称して係員がくっついてきてくれて、事実上のボディガードをしてくれたし(^^; って、ちょっと意味が違うけど。
 でもまーここまで捜査権が強いと、暴走を始めた時に恐い事になるね。それこそ、昔の「トントンマクート」とか、日本の「特高警察」とかね。
 強力な保安体制って、裏を返すと実は強力な弾圧体制でもあるので、このうえに治安維持法まがいのものまで成立させられちゃったら困った事になるね……。