昔、親は体罰に賛成していた
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しっかし、この量の多さは何よ? 「体罰は禁止」と言われ始めて久しいが、まだまだこの多さだ。
昔は「体罰容認」の雰囲気があって、「罰されるほうが悪い」という論調がまかり通っていたが、明らかに行き過ぎな体罰がたくさんあった。忘れ物をしただけでビンタをくらって鼓膜が破れたとか、宿題を忘れただけで頭を何発も殴られたとか。
あとは部活で先輩から不条理な体罰を受けまくったとかね。それが悪循環を呼んで、体罰の慣習が受け継がれていったとか。特に部活などは、たった一歳、二歳年齢が違うというだけで偉そうな顔して不条理な「いじめ」や「理由のない体罰」を受けねばならんのだ?と、全く納得できないうえに悔しくて仕方がなかったよ。
親もそれが躾になると信じていて、容認していたからなー。酷い時代だったものだ。体罰ばかりでなく、言葉でネチネチと精神的に追い詰める教師もざらにいたし。
私は、そういう風潮は本気で嫌だったし、暴力や恐怖で躾などできるわけがないと思っている。体罰や精神的な攻めは、生徒の肉体的な傷になるばかりでなく、精神的な傷になる。むしろ、精神的な傷のほうが大きいだろう。そのようなわけなので、私は昔も今も変わらず体罰に関しては大反対なのだが、まだまだそうは思われていないようで。
嫌な世の中だよね。