ちなみに(イージス艦の話)

 軍隊という物は、「国」を守るものであって、「国民」を守るものでは無いと思っている。だから、例の事件に関して、「民間に対していい加減すぎる」という批判に対しては、「軍隊なんてそんなもんじゃん」としか思っていない。
 残念に思う人もいるかもしれないが、現実的に「国」と「国民」はイコールじゃないんだよね。あんまり、「国」を信用しないほうが良いよ。「国民」がいないと「国」は成り立たないけど、「国」にとって「国民」の一人一人なんて数に過ぎないんだから。
 だから、「国」を安易に信用したり、期待しすぎないほうが良いと思うね。それに、自分と「国」を簡単に同一視しないほうが良い。
 同じ現象として「××人の何かが嫌い」という感情を、「××国が嫌い」という安易な同一視とか無駄に論理を拡張する傾向が散見されるが、あれもやめたほうが良いと思うよ。