徳山が出るのなら観たい
K−1が22日、ライト級(60キロ予定)の新設を発表した。
【K−1】ライト級を新設 KID、徳山らに参戦ラブコール
MAXでも活躍した山本“KID”徳郁について「60キロは彼の適正体重」と参戦を熱望。さらに、「軽い階級ができたらK−1に出たい」と以前、発言した元プロボクシングWBC世界Sフライ級王者・徳山昌守にもラブコールを送った。
徳山が参戦となると、K-1史上で最も現役時代から近い元世界チャンプのボクサーが出るという話になるんじゃない?
K-1のルールだと、どうしても空手やボクシング、ムエタイなどよりもキックボクシングのほうが有利になってしまうのは仕方がないし、選手もそれをわかったうえでリングに上っているんだから結果は結果として認めるのだが、K-1だけで「キックが最強!」などと判断されるのは納得が行かない。
だから、まだ若くて引退してから時間もあまり経っていない徳山には、ぜひともボクシングの対応力を見せて欲しいのである。
場所とルールと装備が変われば、自ずと競技によって有利・不利が出てしまうのは仕方がない。でも、K-1の結果だけで競技の価値が判断されてしまうような風潮は我慢ならない。路上で靴を履いた空手家や、肘や首相撲を解禁したムエタイは圧倒的に強いはずだぞー。
実戦だとベアナックルでの顔面への手技が最強だと思っているので、ボクシングが弱いはずがないのだ。徳山には、手技の怖さを見せて欲しいと願う。
統一コリアのチャンピオン ―ボクサー徳山昌守の闘い (集英社新書)
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