集団で「あいつら」を排斥する思想

ヒトラー著(後の副総統ルドルフ・へスの口述筆記)『わが闘争』(1925年)は,ユダヤ人が共産主義と結びつき,ドイツの勢力拡大を阻止しており,前線で敢闘していたにもかかわらず第一次大戦に敗北したのは,ユダヤ人の陰謀,裏切りのためである。敗北主義の1918年11月の犯罪者は,ユダヤ人であり,かれらは,共産主義ソ連,金融資本・メディアを通じて米英を操って,ドイツに敵対している,と考えた。ドイツ人を弱体化するユダヤ人は,共産主義ペストのような存在だと喧伝した。他方,ヒトラーは、東欧・ソ連にドイツの生存圏(Lebensraum)を獲得し、ドイツ民族の入植を進め,優秀なドイツ人の人口増やすことが,ドイツの発展に必要であるとした。
つまり,ヒトラーナチス党にとって,ユダヤ人の排除はドイツのために必要な措置であった。ユダヤ共産主義者ソ連を支配し,ユダヤ人金融資本がアメリカと大英帝国を操って,ドイツに戦争を仕掛けてくる。となれば,ドイツが東方に生存圏を獲得するためには,敵対するユダヤ人と世界戦争を戦う準備をしなくてはならない。

ナチ党ヒトラー独裁政権の成立過程


 これと、下の文章との間に距離はあるだろうか?
 ちなみに、これらは一昨日のエントリ「何なんだろうねー」で取り上げたニュースの中に出て来た団体のWebサイトに書いてある文章である。

かつて、この国が廃墟と化した終戦直後でさえ、三国人の横暴に立ち向かった先人達がいた。
しかし、あれから60年を経て、繁栄の上に胡座を舁いてもたらされたものは?無法?だった。
一つの国の中心地に権力さえも介入し得ない異民族のゲットーが存在する国は、もはや法治国家ではない。
一説には百万人をゆうに超えるとさえ言われる不法滞在者問題は単なる治安の問題ではなく、日本人の生存権を脅かしかねない『安全保障問題』であり、これは『民族紛争』の序章とも言えるだろう。
我々は東京を発火点とする、不法滞在者一斉摘発の動きを全面的に支持するとともに、治安大国の復権に向けて行動を開始するものである!

特定非営利活動法人・外国人犯罪追放運動

支那中共、朝鮮に阿(おもね)る「経済同友会」等の売国経済人をはじめ、我が国の国家利益を損ねる「新日中友好21世紀委員会」反日・虐日勢力など靖國の英霊を貶める支那中共代理人勢力と戦う。
同様に、これと密接に関連する南京大虐殺問題や、慰安婦強制連行問題、遺棄科学兵器処理問題については重点的に取り組む。

主権回復を目指す会【設立趣旨】


 あー、一昨日の件、無視と削除を強行する事に決めたが、その前にコメントされる「こんな狂った文章」を読まなければならないというのはねー。ちょっと気分が悪いよねー。