まあ、しゃーないな

みちのくプロレスは24日、電車内での暴行容疑で19日夜に現行犯逮捕され、21日に処分保留で釈放された元岩手県議の所属プロレスラー、ザ・グレート・サスケ(39)=本名・村川政徳=に対し、「しばらくの間、出場を自粛する形を取る」として、事実上の“無期限謹慎”処分を科した。

みちのく、サスケ謹慎「しばらく出場自粛」

 「処分保留」ということは、逮捕はしたものの、起訴したり書類送検するほどの事件性は無いと判断し、「叱られて終わり」という程度の出来事に過ぎなかったということだ。
 しかし、サスケはプロのレスラーなのである。そして元県議会議員である。そんな公人が「素人とトラブルを起こして逮捕された」という時点でアウトだと私は考える。格闘家に対するイメージを極めて貶めてしまうことになったわけだし、公人でありながら平常心を失ってキレたという失態を犯してしまったのだ。だから、刑法では罪に問われることはなかったのだとしても、社会的にはペナルティを受けなければならないだろう。
 自分の置かれている立場とか、自分の社会的な評価をわきまえて行動する。これは常識だ。それができなかったという点で、サスケはまだ未熟だった、公人としての自覚が足りなかったということだ。