悪いけど,虐待としか言えない

ロシアの某テレビ局が放映した、飼猫へのタトゥーが流行の兆しを見せ始めているとの報道に、EU諸国の動物最後団体が一斉に猛反発、激しい非難にさらされている。
テレビで放映された映像には、麻酔を打たれた血統書付きの猫の胸に、3時間にも渡って、ツタンカーメンのタトゥーが彫られるていく様子が収録されていた。

ツタンカーメンのタトゥーを彫られた猫

 これ,飼い主のペットに対する愛情表現だとは思うのだが,歪んだ愛情であることは否定できないし,同時に虐待であることも否定できないよね.
 「飼い主にはペットを殺す権利もある」という極論もあるが,それだったら「最初から飼うな!」と言いたくなる.何で日本に野生のアライグマなんかがいるんだ? ペットというのは,「たかが動物」という見方もできるかもしれないが,元々は「家族として扱う」という意味合いもあったはずだ.
 だから,私はこの行為は「いかんなー」と思うね.