予算不足だなぁ


重量超過問題を解決するためにNASAが現在開発中の次世代有人宇宙船、オリオンの搭乗員数を当初予定の6名から4名に変更する方向で調整作業に入ったことが23日まで明らかとなった。
オリオン有人宇宙船は2015年頃の初飛行が予定されており、2015年から2020年までの間は2010年の飛行で全機退役が予定されているスペースシャトルの代りに宇宙飛行士を国際宇宙ステーションISS)まで送り届ける任務に使用される予定。
当初予定のオリオン有人宇宙船のコマンドモジュールの仕様重量は21000ポンド(約9.5トン)だったが、開発を進める内に、この仕様条件では収まらないことが明らかに。また、当初条件のままで行われた、大気圏再突入後の減速用パラシュートの展開実験にも失敗するなど、オリオン有人宇宙船の開発は難航を極める状況が続いていた。

6人乗り有人宇宙船は開発困難? NASAが次世代有人宇宙船の仕様変更を検討

 こういうのって,新規開発する際の予算は膨大な物になるし,運用経費も半端じゃないから,たいへんなのはわかる.スペースシャトルが危険すぎるということがわかった以上,安全係数を大きくしたいという希望もわかる.
 それだけに,仕様の縮小って,開発している人達には厳しいだろうなぁ.
 ソユーズのほかにも中国に依頼して神舟号を使って何とか……って感じになるのだろうか?