英統治時代の香港にて

    杏野はるなの日常。強力なゲームセンターがある。
を読んで思い出した。
 二十数年ほど前、香港に行った際、夜は暇だったので街中をうろついていた。治安はあまり良くもなさげだったのだが、私はそういう事に無頓着だし、逆に馴染むし(^^;)、いきなり来ない限りは短いナイフくらいだったらビビらないので、普通にブラブラしていた。
 もちろん、お金目当てで寄ってくる女の子はいたのだが、興味も無いので無視していたら、、、
 発見したんだよ、ゲームセンター。
 躊躇無く中に入ってみたら。
 これはすごい。
 日本の基準で言えば、二世代くらい前のゲームが格安で遊べるのだ!(換算すると十円くらい)
 私と同い年くらいの若者たちがみんな熱心に遊んでいる。「良いところを見つけたなぁ」と思って、思わず三時間ほど過ごしてしまったよ。
 あの頃から、日本のオタク文化進出は始まっていたんだね。