とはいえ、教師もたいへんだと思うなぁ

平成20年度に学校を病気休職した教職員は8578人(全体の0・94%)で、そのうち63%に当たる5400人を精神疾患が占め、いずれも昭和54年の調査開始以降、過去最高となっていることが25日、文部科学省の調査で分かった。精神疾患を理由とする休職は16年連続の増加だった。

教員の精神疾患が過去最高 16年連続で増加

 学校に行っていた頃には、まともな先生よりも変な先生のほうが多かったから、あんまり良い思い出は無いんだけど、今も昔も変わらず、まともな先生は病んじゃうだろうね。
 過剰な体罰とか、生徒への侮辱的な行為を平気で行う変な先生がいるから教員全体に対する規制が強くなるのであって、まともな先生はそのおかげで余計に息苦しくなっているんじゃないかとは思うね。
 「悪貨は良貨を駆逐する」って、真実だと思うよ。要するに、グレシャムの法則のとおりに解釈すると、「人々が良い品質の教育・教員を欲しがるが故に良い品質の教育・教員が消えてしまう」という逆説的な状況、つまり「良い教育」の反対にある体罰とか侮辱的行為といった「悪い教育」を無くさんがために規制を厳しくした結果として、「良い品質の教育・教員」が存在する余地が無くなってきてしまったんじゃないかとも感じる。