弱者、少数者、特殊な事例を扱う作品に関する雑感
「聲の形」の第二巻を読んだ。私は作者がどんな結論を出そうとも受け入れるようにしたい。
今まで、「IS」、「放浪息子」、「うさぎドロップ」など、世間からは特殊だと思われている題材を扱った作品が示した結論に対し、「気持ち悪い」とか嫌悪感を抱いたという感想もあるのは事実だ。
しかし、たとえフィクションの中であってでも、現実に対してある種の答を示すのはたいへん勇気のいることだ。私は上記の作品に対して、作者の勇気と、作者の出した結論に対しては肯定している。
特殊だから気味が悪い? そういう感想は否定しないが、私は決してそうは感じていないとここに明記しておく。
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