男のほうも自意識過剰……なの?

   【独女通信】女性専用車両に乗れない女の心理


「私、女性専用車両には乗れないのよね」という意外な返事が。
「痴漢になんか遭うことなんて、ここ数年一度もない。そんな私が女性専用車両に乗っているのを他人が見たときに、“お前が痴漢になんか遭うはずないだろ!”と思われるような気がして、躊躇しちゃうのよね」
独自で30名にアンケートをとってみると、約9割が「何とも思わない」そのほか約1割が「当然の行為」「むしろ乗ってほしい」と回答。
 周防正行監督作品「それでもボクはやっていない」は痴漢冤罪をテーマにした映画だが、これはけっこう恐い題材だ。実際、痴漢冤罪の報道が数多くなされて以来、満員電車の中では恐くて女性の近くには立てないし、両手を見えるところに出すように習慣付けている。
 しかも、故意ではなくても、電車が揺れた際などに隣に立っている小柄な女性に寄りかかってしまうことなどがあると、潰してしまうのじゃないかと心配になってくる。
 そういう訳なので、お互いのためということもあり、私は女性専用車両に賛成である。どちらかというと、「とにかく率先して乗ってほしい」。しかし、まだまだ専用車両の数が少ないので、全体の1/3〜1/2くらいは専用車両にしてほしいとすら思う。さらには、強制的に「男性専用車両」と「女性専用車両」に分けてしまっても私は歓迎する。
 でも、これって考えすぎなのかなぁ。記事にも出ているが、「女性専用車両に乗るのは自意識過剰」というのなら、滅多に無い「痴漢冤罪をいちいち心配する」なんて男の側の自意識過剰なのか?


1月19日。この件に関して新エントリ「女性専用車両 女性側の意見」を追記。