失言化社会

産婦人科医が減っているのは出生数の減少で医療ニーズが低減した反映――。7日の衆院予算委員会での柳沢厚生労働相の発言が、産科医の反発を呼んでいる。訴訟リスクの高まりや24時間態勢の過酷な勤務などに触れなかった答弁が理由だ。

産科医減少「少子化の反映」 柳沢氏答弁に医師反発

長野県の村井仁知事は16日の定例会見で、エイズウイルス(HIV)感染について「特別な仕事に従事している人たちの間で非常に感染度が高いと承知している」などと述べた。風俗産業などを意識した発言とみられる

長野県知事:「HIV感染者は特別な仕事に多い」と発言

 最近、こうも失言とか不適切な発言が続くと、だんだん国民の側の神経が麻痺してくるような気がして嫌になってくる。「ああ、またかぁ」という感じで流されるようになっちゃうというか……。基本的に「状況を何も理解していない」人が、行政の偉い人になるというのが間違っている。
 この状況を何と評したら良いんだろうね。
 やっぱり、バレンタインデーにピースボート柳沢大臣に贈ったケーキの言葉をそのまま差し上げるしかないのかもしれない。
「素直に辞めるアナタが好き」