人の振り見て

文句にたまりかねた某社カメラマンが、「こっちはこれでメシ食ってんだ」と言い返すのを見たことがあるが、まさしく同感。アマチュアカメラマンに尋ねたい。その写真、どうしても撮らないといけない理由があるのかと。

【季節風】アマチュアカメラマンに物申す

 醜いですねー。「自分はプロだ」という特権意識。こういう醜悪な言動をしてしまう人達って、「自分たちは特別」という気持ちで凝り固まり、アマチュアの方々を見下しているんだろうね。少なくとも「写真を撮りたい」という動機においては、プロもアマも同じじゃん。
 少なくとも、私は、自分が少しでも金銭の授受がある分野においては「自分はプロだ」という意識を持つ事にしてるのだが、それは自分を律し、プライドと責任を持って仕事を完遂するための心がけであって、人を見下すための理由にはしていない。というか、そんな事で人を見下す資格など、この世の誰にも無いし。
 少なくとも、私のいる世界では、アマチュアから始めてプロになる人が多い世界だし、私もそうだったので、将来のある貴重な人材はとにかく大事にしたいし、そんな方々をぞんざいに扱うということは将来的に自分の首を絞める行為でしかない。とにかく、その分野に興味を持ってくれて、仕事に従事したいと思ってくれた人は、大切にしたいと思っているし、実際にそうしている。
 このカメラマンは、公の場で、自分の器の小ささと、精神の貧困さを暴露してしまったわけなのだが、本人はそのことに気が付いているだろうか。
 私だったら、恥ずかしくて、こんな事は絶対に言えないし、書かない。というか、そもそもそんなことは思ってもいないし。