常識的対応ができない国

23日死去したロシアのエリツィン前大統領の葬儀に、日本政府が要人を派遣しなかったことが波紋を広げている。葬儀には米国のブッシュ元大統領、クリントン前大統領ら各国の元首級の要人が参列したが、日本からは現地の斎藤泰雄駐露大使。
隣の韓国は韓明淑(ハンミョンスク)前首相が死去の報と同時にモスクワに飛び、葬儀に間に合った。
外国要人の葬儀を巡っては05年4月、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の葬儀に小泉純一郎首相(当時)の特使として川口順子首相補佐官(同)が出席。葬儀にはブッシュ米大統領やブレア英首相ら、世界180を超える国・地域から元首・首脳級の要人が参列しており、首相が出席しなかったことが国内で問題視された。

エリツィン葬儀:「要人派遣せず」に与野党から批判

 あのー、世間一般でも、親しい知人とか、お世話になった方が亡くなったら、万難を排して通夜や葬儀に行くよねー。それがこの社会の中での礼儀というものだし、普通の対応だと思うんだけど。
 小沢一郎が言うところの危険な意味での「普通の国」ではなく、すぐに常識的対応ができるという意味での「普通の国」になってよねぇ。
 「美しい国」というのは、人の葬儀にも行かない水臭い関係を築く国のことなの? あまり「美しい」とは思えないけどなぁ。