宗教も金儲け(違

中国拳法(カンフー)のメッカである中国河南省少林寺が、ロシア・カルムイキア共和国に武術館分館を設立することになった。少林寺は昨年、国際的カンフースターを発掘するテレビ番組を制作し、米国、ロシアなど世界5カ国でもオーディションを開催。経営学修士(MBA)を持つ釈永信住職の下、国際化・商業化を進め、知名度アップに全力を挙げている。
同共和国の分館に関しては中ロ両国の関係部門が先月25日、建設意向書に署名。少林寺が海外に持つ武術館としては最大規模となる。

少林寺も国際化・商業化=ロシアに分館、住職はMBA−中国

 まあ、少林寺は、その名の通りお寺なので宗教色も強いのだが、修行として取り入れている武術のほうで有名なのは事実。観光資源としても大きなものだというし、世界中から入門者が押し寄せてくるという現状を考えると、武術館としての経営がメインになるのは当然のことだろう。
 その少林寺が、なんとロシアに分館を設立するというのだから凄い。ロシア人は、野蛮なものは徹底的に嫌うが、精神修養としての武道や武術、スポーツとしての格闘技は大好きなので、流行るんじゃないかと思われる。
 日本にも作ってくれないかなぁ。
 でも、日本には柔道と剣道という二大武道があるし、打撃系としては空手などが先にあるので、少林寺が進出するメリットも無いだろうなぁ。熱心な人は直接少林寺に行っちゃっているというのが実情だし。


少林拳の話を書いているのに少林寺拳法アフィリエイトが出るので、その対策。

少林拳術 羅漢拳―基本から戦闘技術まで (武道選書)

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