決めつけは早計かも

旧ソ連軍の対独戦勝62周年を記念する式典が9日、モスクワの赤の広場で開催された。軍事パレードでは各国首脳を招いた2005年の60周年特別式典を除いて姿を消していた戦闘機が上空を飛行するなど軍事大国復活の兆しをうかがわせた。

ロシア戦勝パレード、軍事大国復活の兆し・戦闘機復活

 どこぞの国の首都で、「防災の日」のパレードに軍隊を呼んで顰蹙を買ったという話があったと記憶しているが……。まあ、名前を伏せても意味がないので、はっきり書けば珍太郎都恥事のことなんだけど。
 とまあ、それは置くとしても、パレードの規模を拡大することが軍事大国への復活だと決めつけるのは、根拠があまりにも少ないし、早計でしょ。
 情勢を考えると、たぶんNATOへの牽制という意味も大きいんじゃないのかなぁ。世界でも群を抜いたスーパーパワーとなり、世界中でやりたい放題のヤクザ国家(別名、アメリカとも呼ばれることがある)に対して、「お前の好きにはさせねーぜ!」って感じ。