残酷じゃないよ

皇居のお濠(ほり)で、環境省が電気ショックによる外来魚の捕獲作戦を進めている。
魚を一時的に気絶させ、浮いてくる外来魚だけをすくう。導入した昨年度は一部投網も含め、1年間でブルーギルが3万2746匹、ブラックバス319匹と、過去5年間に迫る数を駆除した。今年度の捕獲は8日から始まった。

皇居お濠の外来魚、3万匹を電気ショックで捕獲・駆除

 これを短絡的に「残酷」とか「虐殺」と言ってはいけない
 もともとはいないはずの生物で、生態系を乱しているのだから、積極的に駆除しなくてはいけない。犬を持ち込んで有袋類を絶滅させてしまったオーストラリアの教訓から学び取らなければならない。
 だいたい、ブラックバスって、「日本でバス釣りをやりたい」という人が勝手に放流した結果、在来種を駆逐しかねない勢いで増えてしまったという人間のエゴと我が儘の結果なんだから、これまた人の都合で駆除されるブラックバスも良い迷惑だよね。ブラックバスも被害者かもしれない。
 どんな趣味でも、最低限のモラルは守ろうぜ。