人畜有害な非科学

天地創造博物館は、ハイテク技術を駆使して、科学者の多くが否定する地球の歴史を描いている。
観客は「真実を知ることができて、いいですね」と話した。
この博物館では、聖書の「創世記」を科学的に証明し、「地球は数百万年前ではなく、6000年前に神が創造し、恐竜はアダムとイブと一緒に誕生した」と主張している。
観客の子どもは「僕は、神が6日間でつくったと思う」と話した。
「生き物は皆、草食だった」との聖書の記述から、ティラノサウルスも草を食べたと解説している。
しかし、多くの科学者は批判的で、全米科学協会理事は「(ティラノサウルスが)この歯で、アスパラガスがかめますか。肉食なんです」、「笑って済ませられない問題ですよ」と述べた。
アメリカでは、35%の人々が「聖書に書かれたことは、文字通りの事実だ」と考えていて、科学者たちは、博物館がこうした状況を後押ししかねないと困惑しているという。

米・オハイオ州にオープンした「天地創造博物館」が大きな物議を醸しています

 オカルトデブやヤクザババァ、風水詐欺師がテレビで人気の国に住む人間なので、このことを素直に笑えない。
 こういうのって、やっぱり良くないよ。デブの番組とかで「人生を豊かにするヒント」とか書かれてあるけど、そんな道徳を語るだけだったら、何も霊感なんてアホなものに頼る必要なんて無いじゃんね。
 聖書だって、道徳的・倫理的な教育には役立つ書籍だとは思われるんだけど、ここまでのことをしてしまったら「有害」と言うしか無いよね。
 宗教を全否定するつもりはさらさら無いが、人畜有害な考え方だけは排除してほしいものだ。ここまで来たら「カルト」だよ。