ネットイナゴには屈しない

 というわけで容赦なく晒す。
 5月13日の分で、増えているんだねーというエントリを書いた。その内容は下記の通りである。

フィットネスとして格闘技に取り組む女性が増えているようだ。
格闘技ブームや、ボクササイズに代表されるようなフィットネスへの格闘技要素の取り込み、また、スポーツにおける男性との対等意識の高まりなどにより、格闘技に抵抗感がなくなり、女性の“格闘技人口”を押し上げるようになったようだ。

中国武術でキュッ!増える女性愛好家

 これ、実感できる。確実に増えている。
 最初はフィットネスや健康目当てで入門してきて、そのうちに面白くなって本気で取り組み始め、試合に出るようになる人も大勢いる。
 極真で女子軽量級世界チャンピオンになった江口美幸も最初は運動不足解消で始めたというし、総合格闘技をやり込んでいる知り合いの女性も最初は教官がファンの選手だったからという理由で始めて今では非常に熱心だ。子供の引率で道場に来ていて、始めてみたら逆に熱心になってしまったママさんもたくさんいる。
 また、フィットネスだけじゃなくて、ヲタク系の子がゲームとかアニメに憧れて入ってくるケースも少なくないんだよねー。そういう子は最初から熱心だから、みるみる強くなって格好良くなっちゃうんだけどね。
 しかも、福井未菜ちゃんとか小林由佳ちゃんみたいに、可愛くて十分に強い子もたくさんいるから、時代は変わりつつあるなーと思うよ。

 そうしたところ、今日の早朝になって次のようなコメントが飛んできた。

本当? 『格闘技流行っていると記事に書いてあったが、何を持って流行っている?マスコミが取り上げた瞬間から流行っている事になっているじゃないかい!必ず企業とのタイアップによるものだしね、このブログの管理人も実は企業の人だっりして?まあ、強い女性が男みたいに弱くなっていくのは悲しい事だけど、この世界が望むなら仕方ないか?でも、後で必ずお釣りは来るからね!早く気付いてほしいよ(・_・)』

 白状しよう。このコメント、何が言いたいのかまるっきりわからない(^^;;
 そこで次のように書いておいた。

oono_n 『あのー、発言の意図がわかりませんし、正直、全体として何が仰りたいのか、わからないのですが……。
格闘技に関しては、私は実際に武道の道場とか格闘技のジムに出入りしておりますが、五年前に比べれば明らかに女性の練習生は増えております。普通のスポーツクラブで行われているスタジオレッスンにおいても、武道系や格闘技系のクラスは半分が女性です。そのような個人的な観察に基づいて流行っていると書いたのですが、何か問題があるでしょうか。
また、もし仮に私が企業の人だとして、リサーチに基づいて「流行っている」と書く事に何か問題があるのでしょうか?
実際、ボクシングも女子のプロ化がなされますし、その他にもキックボクシング、空手、柔道、レスリング、総合格闘技ブラジリアン柔術など、女子選手の層が年々厚くなってきているという現実をどうお考えですか? 女子だけのプロ格闘技興業が行われているという現実をいかがお考えですか?
で、最後の文章がまったくわかりません。なぜに女性が弱くなるのですか? そして何に気が付けば、満足されるのですか?』

 今のところ、この「本当?」さんは、「文句が言いたいだけ」、「揚げ足を取りたいだけ」のネットイナゴだと認定しているのだが、「いや、そうじゃない。真意はこうだ!」と理解できる方、解説を希望!
 だいたいさー、普通のスポーツジムでやっている「ボディコンバット」とか「中国拳法」、「ボクササイズ」といった、格闘フィットネス系のクラスを見学してみればすぐにわかることなのにねー。女の人ばかりだよ。そんなこともしないで文句を垂れ流すって、見苦しいよね。


ジョシカク―SMACKなカノジョたち

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世界一強い女。

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