絶命を強いる危険な宗教

信仰上の理由で輸血を拒否している宗教団体「エホバの証人」信者の妊婦が5月、大阪医科大病院(大阪府高槻市)で帝王切開の手術中に大量出血し、輸血を受けなかったため死亡したことが19日、分かった。病院は、死亡の可能性も説明したうえ、本人と同意書を交わしていた。

エホバの証人:手術中に大量出血、輸血受けず死亡 大阪

 何を信じるのかは個人の自由だが、こういう危険な状態になっても「信仰上の理由」で命を落とすのって、かなり酷い話だと思うのだが。
 残された子供に対して、親や親族はどう説明するのだろうか。「信仰のため」と言うのか? まあ、家族にも信者は多いのだろうから、そんな説明で納得できる子供になってしまう可能性もあるのだが、一般的な常識として「これは間違っている」としか言えない。
 命の危険まで冒して医療行為を拒否する宗教。そんなものが信者を幸せにできるのだろうか?