ガキの火遊びは危険

ロシアのバルエフスキー参謀総長は21日の会見で、米国が東欧に配備を計画するミサイル防衛(MD)システムについて「ロシアが提案したアゼルバイジャンのレーダー施設を使う代替案が拒否された場合、米国が誰を対象に(MDを)配備しようとしているのかが明らかになる」と述べた。米国の計画の真意がロシアを敵視していることにあるとの懸念を改めて表明し、米国に代替案受け入れを強く求めた。
参謀総長はロシアの提案の狙いについて「東欧へのMDシステム配備を不要とするため」と述べた。また、米国が代替案を採用するかどうかは「(米国の真意を示す)リトマス試験紙になる」と語った。

ミサイル防衛:「代替案拒否なら、米は露を敵視」…露幹部

 危険なオモチャを振り回していると、そのうち取り返しの付かない事故になるぞーーー。
 って、小学校の時に習わなかったヤツが大統領をやっているらしいから困ったものだ。
 この件に関しては、今の段階でロシア側がかなり譲歩しているように思えるのだが、米国側があくまでも自説にこだわり、強硬に実行しようとしている理由が皆目わからない。