露国への憧憬? というか仮説

1位は【ロシア】。「寒いところで育った人はきれいだと思う」(福岡県/専門・大学生/女性)、「日照時間が少ないので色白が多い」(愛知県/40代/男性)など美の秘密は諸説あるが、多くの票を集めた秘密は「美人アスリートが多い」だ。テニスのマリア・シャラポワをはじめ、ゴルフのマリア・ベルチェノワ、フィギュアスケートイリーナ・スルツカヤ、水泳のスタニスラワ・コマロワなどなど、枚挙にいとまがない。そして、彼女達はみな「妖精」と例えられているのも特徴だ。

妖精美人に弱い、日本男児の美的感性!?

 体験上、ロシアやベラルーシウクライナなどの美人率は異様に高い。少なくとも知り合いは全員美人だ。不思議な事だが……。まあ、一部では、逆に露国の閣僚がイケメン揃いだと萌えに走っている方々もいらっしゃるようだが、それと同じ感覚だとは思う(たぶん。自信はない)。
 スラブ系の方々って、実際に日本人の感覚からすると、男女ともに「可愛い/端正」なんだよね。
 何かというと、ロシアの女性を指して「透き通るような美人」と称されるのだが、これは単純に色が白いから、というだけの話ではあるまい。
 実際、美人率という話だと、個人的な感想だが、ベトナムやタイあたりは異様に多い。カザフあたりも多い。そして南米のメスティソもみんな美人なので、肌の白さは関係ないだろう。
 正直なところ、この順位で、二位の韓国と三位のフランスは信じられないなー。というか、実感が全く湧かない。
 これは何の根拠も無い話なのだが、美人が多い国々って、「文化の衝突点」に多いような気がする。ロシアと周辺諸国一帯はアジアとヨーロッパがぶつかる場所。東南アジアは、中国とポリネシア系が衝突する場所。南米はスペイン系と南米に住んでいたモンゴロイドのハーフだ。そういや、日本人だって、中国、朝鮮、ポリネシアアイヌ人などの混血だ。日本人の美人率も高げだし。
 ということで、仮説としては「混血」になって、民族的特徴が目立たなくなっている国に美人が多いんじゃないか?と、ふとそんな事を考えた。