熱い男、セッキーがフロンタに残留!

川崎Fの関塚隆監督(47)が来季も指揮を執ることでクラブと合意した。磐田戦を控えた大安の17日、仮契約書にサイン。クラブは2年契約を提示しているが、1年契約を結ぶ見込みだ。同一チームで5年目の指揮は、来季で7年目のG大阪・西野監督に次いでJリーグの日本人指揮官では2位タイの記録となる。
10月17日に続投要請を受け、数度の話し合いを経て続投を決断した。今季はタイトルを目標に掲げてACLに挑戦。ナビスコ杯では決勝に進出し、若手を成長させた。リーグ戦で勝てない時期もあったが「今までそういうのが少なかったので勉強になった」と乗り越える方法も学んだという。「やってきた路線で結果を残し、個々やチームが成長すること。タイトルにも引き続き挑戦したい」と来季へ意欲を見せていた。

関塚監督続投…決意の1年契約

 ずっとJ2で低迷していた弱小チームを僅か数年でJ1の強豪と言われるまでに育て上げたセッキーじゃなくなったらどうしよう?、と来年以降を心配していたので、ちょっと一安心。
 我那覇問題とか、不可解判定続出、強行スケジュールなど、今年はいろいろとフロンタに不幸が続いたが、そんな状況下にあってもリーグ4〜5位くらいに位置し、ナビスコは決勝まで、ACLにまで出場と、結果は残した。そしてチームも一時期の低迷を脱して天皇杯にも希望が持てるようになってきた。
 川崎フロンターレは、終わってはいない。これからだ。