だからカルトってやつは

教団創設者が死亡した2002年以後、信仰心を試すとして、会員に金魚を丸飲みさせるなどの行為が繰り返されていたことが27日、長野地検の調べでわかった。
同地検は、創設者の娘の窪田康子被告(49)(傷害致死罪で起訴)が、教団内での権力を強化するために、会員の締め付けを図ったとみている。
窪田被告は以前から、「神様への信仰があれば暴力も耐えられる」と会員に語り、金魚を丸飲みさせたり、鼻から炭酸水を飲ませたりしたほか、夜中の高原に置き去りにすることもあった。

信仰心試しで金魚丸飲み、リンチ事件「紀元会」で日常化

 カルト宗教の問題は、信者が「自分はカルト宗教に入っている」という認識が無い事だろうな。
 だから、オウム真理教のようにテロ活動を平気でやってのけたり、人民寺院のごとく集団自殺をしてのけたり、法の華のように金を出したり、統一教会のように集団結婚や霊感商法に何の疑問も抱かなかったり、創価学会のように宗派から破門されたうさんくさいジジイを祭ったりできる。
 だいたい、金魚を飲み込むとか、どんな暴力にも耐えられるとか、常識では考えられないことだ。
 しかもカルト宗教は、上のような常識外れのことを信者に真剣に信じさせるべく、巧妙にマインドコントロールや洗脳を行うからタチが悪い。
 間違った信仰心が何をもたらすのか、一般的に問題化するカルト宗教による事件を見ていれば、すぐにわかることだ。
 それでもカルト宗教が後を絶たないのは、やっぱり「人の心は案外と脆いものだから」としか言いようがないんだよな。


↓参考
http://www.toride.org/