シュルトさん

 セーム・シュルト選手は、私がかつて通っていた道場の関係者でもあったので、当然のごとく応援している。ファイトスタイルに華がないという批判は全くその通りだが、でも強くて勝てるということが格闘技においては重要なので、これはこれで良いだろう。
 というわけで、セーム・シュルトK-1王者になったのは嬉しい限り(あ、対ハリトーノフ戦の件は黒歴史にしてくれ)。
 それにしても、今日のK-1GPトーナメントでのベストファイトは、バンナvs.ホンマンだったね。惜しくもバンナは再びケガをしてしまったようだが、もし来年も可能なら、同じカードでオープニングマッチをやってほしいものだ。去年の同カードも見ていてかなり燃えたし。この二人、相性が良いんじゃないのかなぁ。
 ただ、バンナといい、アーツといい、それなりの歳なんだから、ケガには十分に注意して欲しいね。ケガで中断というのは、やっぱり見ていて怖いからね。選手生命的にも心配だし。
 私も身体中故障だらけだから、後になっての厳しさはよくわかる。だから、ケガで倒れるシーンは見たくないのだ。