露骨な印象操作

「米国はロシアを対等に扱っていない」と不満を表明した。
プーチン大統領は「われわれは米国の友人でありたい」と話す一方、「米国が必要としているのは命令を聞いてくれる追従者であり、友人ではないという印象を受けることがある」と語った。
ロシアに対する米国人の誤解について尋ねられた大統領は、「誤解があるとは思わない」とし、「一部の人々が、わが国の内政・外交に干渉するために有利なイメージを作り上げようとする意図的な試みだ」と強調。「だれもが(ロシア人は)少々未開だとか、樹上から降りてきたばかりでひげや髪の毛が泥だらけだなどと信じているのはそのためだ」と語った。

プーチン大統領が不満表明、「米国はロシアを対等に扱っていない」

 まあ、常套的に行われているメディアによる印象操作の結果だね。
 昨日掲載したTIMEの表紙に関しても印象操作しているという感じを受けたし、「皇帝」という言葉を使ってプーチンの強権を揶揄し、ロシアに対するイメージを誘導しようとしているように思われる。
 アメリカのようなメディア大国、というか国民がメディアに支配されている国では、こんなことはたやすいと思うし、「自国が戦争している相手国が世界のどこにあるのか知らない」という人が大勢いるというメディア洗脳で思考停止状態に陥った国のことだから、まあしゃーないかもね。
 それでいて、「アメリカこそが一番」と言い続けられる根性は大したものだと思うけど。アメリカは確かに友好国も多いだろうが、敵対国も世界一なんじゃないの?
 しかし、おめでたいとしか言いようがない状況だ。