教育なんて事務的にできるもんか!

千葉県八千代市の県立八千代西高校(大迫太校長)が、入学金を納めなかった新入生2人を、8日に行われた入学式に出席させなかったことがわかった。

入学金未納の2生徒、入学式に出席させず 千葉の高校

 この子達、一生傷が残るだろうね。かわいそうに……。教育って、各個人の才能とか、環境とか、事情とかを汲んであげて、柔軟に対応しないと出来ないものなんじゃないの?
 それをお役所的に「それが規則だから」で通しちゃうっていうのは教育者としてどうよ、と思う。
 結局、この二人は入学するんでしょ。でも、「家庭の事情で入学式に出られなかった生徒」という烙印は押されちゃうんだよ。確かに原則を守る事は大切だ。でも、例外的に情状酌量というのがあっても良いんじゃないの?
 教育というものが機械的・システム的になるというのは、非常に危険な事だってわかっているのかなぁ。わかっていないんだろうなぁ。
 建前では個人の能力を伸ばす!とか言っておきながら、学校を経営する側が原理原則遵守の一辺倒だというのは、ねじくれた状態だと思うんだよね。