私は規制に反対する

高市早苗議員が中心となって準備している「青少年ネット規制法案」について反対を表明する意見書で、法案について6つの問題点を指摘して善処を求めている。
法案の問題点として、(1)民間でコンテンツの有害性を判断する取り組みを行ってきたのに、短兵急な立法化はこの努力を阻害する、(2)民間の取り組みの成果を検証していない、(3)いじめや自殺問題の根源的な理由を解決する前に、表層的な部分について、不完全な技術を使った対策を中心に据え、一足飛びに事業者規制に答えを求める結論ありきになっている、(4)有害情報の発信者に規制をかけていない、(5)海外からの有害情報にはほとんど効果がない、(6)表現規制という憲法上慎重な判断が必要な事項に対して、拙速に結論を導いている――の6つを指摘した。

MS、ヤフーなど自民に意見書 「ネット規制法案、結論ありきで拙速」

 経歴詐称のインチキ詐欺保守派女こと高市早苗が実態も訳もわからずに、「有害らしいから規制しちゃおう」という安直なことをしようとしているようにしか思えないんだけど(^^;
 これ、反論は非常に正しい。特に(3)〜(5)は、この法案が持つ穴を明確に指摘している。
 「とにかく有害らしいから臭い物には蓋」的な論理で、有害情報を発信する側ではなく、検索サイトやISPにフィルタリングを要求するのは、お門違いだし、無責任だと思う。しかも、(3)〜(5)で指摘されているように「元を断つ」という発想がまるっきりない。取り締まるのなら、仲介者である検索エンジンISPではなく、まずは発信者側だろう。
 ともかく、穴だらけで不十分、根本的な問題に関して何にも対策をしようとしていないという点で、この法案の馬鹿さ加減がよくわかる。
 だいたい、ISP側でフィルタリングしようとも、海外の検索サイトを使われたら終わりだ。それに、思春期の青少年が昔も今も変わらず「異性に対する興味が抑えきれない」という現象に苛まれるのも自然なことである。そこでいろんなことを学んでいくものだ。昔は、古書回収の置き場でプレイボーイや平凡パンチを探したもんだよ(^^;
 この法案、どう考えてもPTA的な、現実を見ない建前だけの教育理念の押し付け、ネットの仕組みも理解せずに「とにかくダメ!」とヒステリックに叫ぶ事で、「私は取り組んでいます」というアピールの手段に使われているだけのような気がする。
 経歴詐称の女詐欺師である高市早苗のような頭の悪い連中が言うことなんか、聞く必要など全くない。単なる物知らずの言いがかりだから無視してよろしい。というか、反対して潰すべきだと考える。


参照:wikipedia:高市早苗