私には抵抗感がない

20〜40代の女性会員を対象に「コスプレ」に関するアンケート調査結果を発表した。全体の半数近い46.8%が「コスプレをやってみたい」と回答、20 代では55.9%と半数以上に上った。一方で、約8割が、自分のコスプレした姿を「人に見せたくない」と回答しており、複雑な女性の心理をのぞかせた結果となった。

コスプレ:若い女性の半数が「やってみたい」 でも「人に見せたくない」8割

 一般的にレイヤーさんは女性が圧倒的に多いから、この調査結果には納得できる。
 で、実は私もコスプレには抵抗感が無かったりする。なぜ?と考えるに、昔からプロレスが好きだという事に由来しているのかもしれない。
 プロレスというと、もう「ギミック」の世界。アニメ、映画、ゲーム、漫画と、あらゆるジャンルからキャラクターを持ってきて自分の存在感をアピールしないと売り込めない商売だ。そして、観客はそれを楽しみ、自然に受け入れる。タイガーマスクなどは、最も成功した例だろう。
 なので、私は男性でありながら、特にコスプレすることに抵抗感は無いのだ。逆に、変なストーリーを作り上げてギミック満載で人前に出るのは、面白そうだと思ったりする。
 しかし、女性のレイヤーさんが多いというのは、「裁縫とデザイン」の感覚も関わっているのではないだろうか。既製服を除けば、コスプレは全部自作の世界である。男子で「裁縫とデザイン」を趣味にしている人は少ない。「げんしけん」に出てくる田中さんのような存在は寡聞にして知らない。
 だから、潜在的に男子にもコスプレに抵抗感の無い人って、実は多いんじゃ無かろうか、と思っている。