「かたえくぼ」に反論!

「女子ボクシング」
 女房には見せたくない。
    ――亭主

 というのが本日付け朝日新聞朝刊の「かたえくぼ」だった。
 しっかーし! 私は笑えなかったぞ! なぜなら! 私は、女性にこそ、女子選手の格闘技を観て欲しいと思っているからだ!
 残念な事だが、この世には、「自分は女だから」という価値観による遠慮とか社会に対する恐怖感があるように感じている。だからこそ、格闘技や武道によって、遠慮や恐怖に立ち向かい、克服する勇気を持って欲しいのだ。
 まあ、確かに格闘技をしたからといって、すぐに男に勝てるなどということは肉体の構造上有り得る話ではない。しかも、護身術という意味では武道や格闘技よりもブザーを持つとか、危険な場所には行かないという心がけの方が有効だ。
 でもやっぱり、「自分は女だから」という理由で社会に対する遠慮とか、男社会に感じる恐怖、不公平感を克服するには、実際に身体を動かして真剣にぶつかり合う女性達の本気を見て欲しいと思うのだ。
 これって間違っているのかなぁ……。