官憲は暴走しやすい諸刃の剣

太平洋戦争末期の沖縄戦で、警察官が日本軍の士官らと連絡を取りながら、沖縄本島北部で米軍に対する破壊工作をしたり、住民の米軍への投降を抑えようとしたりしていたことが、当時の米軍の秘文書からわかった。

沖縄戦、警察も米軍破壊工作や投降阻止 米軍文書で判明

 警察さんとは、被害者の側で警察のお世話になったり、逆に××の立場でマークされたりと、いろいろと関係浅からぬものがある。
 確かに、治安を維持するために警邏や捜査を行っているという点に関してはありがたい存在だが、ヲタクに対する職質など「やりすぎ」と思える行為もある。
 かくように、権力とか法をバックに活動できる団体が、「秩序」を失うと安易に暴走するし、市民の生活を脅かす恐怖の対象になるので厄介だ。公安さんとかマル暴さんとか、街でみかけると893かと思うくらいに感じ悪いしね。
 というわけで、私見だが、警察というのは「市民の味方」でも「正義の味方」でもない。「権力の味方」でしかないと思う。「治安を維持しろ!」という命令があるから、犯罪を捜査し、警邏を行って職質をし、危ないと言われる団体や個人を監視する。それだけのことだと思う。要するに、上意下達で行動を義務づけられた方々でしかないと認識している。
 だから、この記事を読んでも、「ああ、それはあるだろうなぁ」としか思わない。だって、軍隊も警察も体質が似た上意下達で動くオートマトンなんだもんね。
 結論としては、「警察は市民の味方ではない」ということを普段からしっかりと認識し、適度な距離を置いて付き合って行く事、使える時には使う事だと思っている。