ツンデレおばちゃんの負け惜しみ

ライス米国務長官は18日、ワシントン市内で対ロシア関係について演説し、グルジア侵攻や国内での反体制派弾圧などを挙げ、近年のロシアの行動には懸念を抱かざるを得ない傾向があると指摘。「国内でより独裁的、外国にはより侵略的なロシアの姿が浮かび上がりつつある」と痛烈に批判した。

ライス長官、ロシアは「内は独裁、外に侵略」

 グルジア問題では完全に手玉に取られ、どう考えてもグルジア側が悪いという状況証拠しかないのに痛烈に批判するんだって。「ふんっ、うちらは悪くないんだからね。NATOを怒らせたらこわいんだからねっ」と言っているだけの話なんだけど、国際情勢的には、軍事的に拡散してしまったNATOとまとまっているロシアが事を構えたら、ロシアが圧倒的に有利という分析が出ていたはずだ。
 まあ、なにしろ、アメリカはいつでも正義の味方じゃないと建前が通らないから、こういう事を言うのは仕方がないとは思うんだけど、国内では言論統制まがいの愛国者法とか作って、アフガンとかイラクに軍を派遣している国が何をいうか!って感じ。