素人にやるな!

東京都江東区の格闘技ホールで今年十月、会社員でプロレス団体に所属する由利大輔さん(25)=神奈川県平塚市四之宮三=がプロレスの練習中に首の骨を折り、死亡していたことが分かった。
「ダブルインパクト」と呼ばれる技で、由利さんは受け身が取れず頭頂部からリングのマット上に落下。病院に搬送されたが、首の骨を折っており同月二十四日に死亡した。

デビュー直後、レスラー死亡 肩車され『ラリアット』 練習中に首骨折

 プロを舐めるな!
 プロレスラーが、どれだけ受け身の練習や、衝撃に耐えられるだけの肉体を作り上げているのか、わかっていてやっていたのか? 受け身の取れない相手にダブルインパクトなんて無茶もいいところだ。
 最近、プロレスの技は年々過激になり、危険化しているのだが、あれはその技くらった時の事を想定して受け身の練習をし、鍛えているから成立するのであって、一朝一夕で受けられるもんじゃない。老舗のプロレス団体なんて、新人には危険な技は絶対にしないぞ。十年以上の時間、毎日過酷な練習に耐え、技術を磨いてやっと一人前と言われる世界を舐めているとしか思えない。