ある意味で超人

ロシア人ならばウオッカの味を知らないということはなかろうが、一度にボトル8本(4リットル)のウオッカを飲み干してしまった元工場労働者の飲みっぷりは、ロシアの医者たちを唖然とさせている。
男性は昏睡状態に陥り、市内の病院に運ばれた。男性を治療した神経外科主任は「ただただ驚いた。どう少なく見積もっても、この男性が飲んだウオッカはボトル8本を下らない。男性の血中からは、少なくとも致死量の2倍のアルコールが検出された」という。

失職したロシア男性、ウオッカ8本飲みに医者も驚がく

 ロシア人って、一般に大酒飲みのイメージが強いかもしれない。確かに、実際に呑むのは呑むのだが、ちゃんと普通に酔っぱらうぞ(^^;;
 で、致死量の二倍も呑んで急性中毒で死亡しなかったというのは、「さすがはロシア人」というわけではなくて、この人がたまたま特異体質だったというだけだからね。
 確かに、お土産に持って行ったウィスキーの標準ボトルを一気呑みした人はいたが、後でちゃんとベロベロになっていたし、呑んだ挙げ句に死屍累々というパターンを何度も目撃している。ワインで酔った挙げ句、ツアーバスに乗り遅れた作家とか、完璧に眠ってしまって夜に行われたパーティの間、ずっと寝ていた作家もいるし、ベロベロになった挙げ句、不審者と思われて警備に連れて行かれそうになった作家もいたなぁ。
 というわけで、この人が特別なんだからね。