新型有人宇宙船計画!

ロシア連邦宇宙局のアナトリー・ペルミノフ長官(Anatoly Perminov) は10月13日、ロシアが新型の有人ロケットの設計に着手したと述べた。
この新型有人ロケットは信頼性と安全性を優先しており、どんな飛行段階においても搭乗クルーが脱出可能。打ち上げはロシアの極東に新たに建設されるボストチヌイ(Vostochny)宇宙基地から行われ、組み合わせによって重さ50トン〜60トン、130トン〜150トンの打ち上げにも対応しているという。
ボストチヌイ宇宙基地については、2011年に着工し、2018年頃に完成する見込みである。

ロシア、新型有人ロケットの設計を開始

 有人・無人にかかわらず、宇宙開発事業ではアメリカや中国に対して先んじているロシアだが、バイコヌール宇宙基地のレンタル料金とか賠償金とかで頭が痛い。ソユーズは優秀で実績のある有人宇宙船だが、もうちょっと改良してパフォーマンスを上げたい。ってところなんだろうね。
 まあ、何はともあれ期待しましょう。