「げんしけん」における非ヲタ人種の反応について

 局所的に話題となっている「げんしけん」を、非ヲタ人種である同居人と一緒に見た。私の時代にもエロゲーやエロ同人はあったが、私は興味なかったし、いわゆる「萌え」の概念もなかったので、直接私の学生時代を思わせるものはないのだが、緩くて無駄に時間を消費するところなどは同じだ。
 番組中に出てくるヲタ独自の価値観や行動様式に関しては、非ヲタである同居人に対して解説が必要だったし、「こんなことやっていたと知っていたら、絶対に結婚しなかった」という強烈な一言が発っせられたが、何のかんのと言いつつ何箇所かで爆笑していた。身近に見本がいるので、わかる、というか実感できる部分もあるようだ。
 ヲタの生態を目の当たりにして「やだー」とか言いながらも、今では「スタートレック」や「ケロロ軍曹」を毎週楽しみにして見るようになっているので、ヲタに対する拒否感はあっても、生理的な嫌悪感までは感じていないようだ。まぁ、近づきたくないと思っているのは確かだと思うが。
 ともあれ、食い付きは悪くなかったので、ひょっとすると、毎週見ていたら、一緒に観始めるんじゃないかと、密かに思っている。