お手紙一通にビビった話

 この世界での超大御所であるA先生よりお手紙をいただいた。
 A先生とは、ご縁があって以前からお付き合いをさせていただいているが、F先生やY先生、Y2先生が亡くなられてからずいぶんとご無沙汰してしまっている。非常に恐縮至極。
 しかし、A先生からいきなり封書が届いたのには緊張した。何で手紙一通でそんな?と思われるかも知れないが、実は以前、A先生に対してちょっとした粗相をしてしまったことがあるので、それが負い目になっているのかもしれない。A先生ご自身は、そんな小さな事を気にするような方では無いので、明らかに私のほうの思い過ごしに過ぎない。だが、私はいったん感じてしまった負い目を、いつまでもずるずると引きずってしまうところがあるので、差出人を見た瞬間に気が気ではなくなった。
 急いで部屋に戻って中身を読んでみたところ、簡単な問い合わせ事項だったので安心したが、自分の自罰的な傾向を再認識した。
 結論はもう一つのWeb日記にも書いたこととかぶるのだが、この癖、早く何とかしないとアカンね。