「仮面ライダー電王(DEN-O)」が予想以上に面白い件
仮面ライダー電王 公式サイト
ダサいデザイン、電車にSuicaで変身というガジェット、桃太郎がモチーフになっているなど、番組開始前からいろいろと心配な点が多かった「仮面ライダー電王」だが、第一話を見た限りでは、非常に出来がよろしい。これは意外だった。
とにかく、主人公の良太郎が「史上最弱の主人公」と言うだけあって、とことんまで情けない。そして、憑依した「モモタロス」の性格がぶっ飛んでいて(敵にも指摘されてしまっていたが、はっきりと『バカ』)、このギャップがちゃんとした見せ場になっている。
また、脚本が良く、笑わせるところはきちんと笑わせていて、良太郎もモモタロスもキャラクターを崩すことなく笑いを取っている点は凄い(「お前の望みを…グシャ」のシーンはマジで吹いた)。救いようが無いと思われた設定を脚本と演出で見事にカバーしていて、非常にセンス良く仕上げているところは評価すべきだろう。
これからも見続けると思うのだが、モモタロスの名セリフに期待したい。
- 俺、参上!
- 俺は最初からクライマックスだぜ!
- 俺、再び参上!
- いきなりクライマックス!
- 俺の必殺技 パート2!